3/25★文化財講演会「斜子織と養蚕」

3月25日(土)は文化財講演会「斜子織と養蚕」【※1】を開催しました。この講演会は、昨年12月に開催した「斜子織(ななこおり)と広瀬」と題した講演会の続編ともいえるもので、養蚕や斜子織の技術的な側面にスポットライトを当てた内容です。

 

広瀬斜子織(ひろせななこおり)は明治時代に広瀬地区で盛んに生産され、宮内庁の御用品になるなど品質の良さが絶賛されていた最高級の絹織物ですが、今では幻の絹織物といっても過言ではない状況になってしまいました。現在、市民団体の狭山遊糸会(さやまゆうしかい)の皆さんの手で、狭山市立博物館に所蔵されていた機織り機【※2】の修理が行われ、途絶えてしまった広瀬斜子織を復元する取り組みが行われています。

 

今日の講座では、前半はカイコ(蚕)を飼って桑で育て、繭ら生糸(絹)を作る養蚕の過程や狭山における養蚕業の歴史を学びました。そして、後半は広瀬斜子を織るために欠かすことのできない機織り機の構造や動きのメカニズムを、狭山遊糸会さんによる機織り実演を見学しながら学ぶと共に、広瀬斜子とはどのような特徴をもった絹織物なのかについても学びました。

 

ご参加いただいた皆様からは、「狭山における養蚕や斜子織のことがよく理解できた」「詳しく調査研究された資料に感心した」等々のコメントを頂戴し、内容の充実した講演会となりました。

 

【※1】講演会について

主催:教育委員会社会教育課(文化財担当)

協力:狭山遊糸会、市立博物館、広瀬公民館

 

【※2】機織り機について

平成27年12月に狭山市立博物館から広瀬公民館に移設されました。機織り機は広瀬公民館1階の談話室に常設してありますので、来館された際にはぜひご覧ください。


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★「広瀬斜子サロン」の定期開催のお知らせ★

広瀬斜子織の復元に取り組む狭山遊糸会さんが開催する自由サロンです。奇数月は第3金曜日、偶数月は第2日曜日の11時から15時まで広瀬公民館1階の談話室で開催しています。狭山遊糸会さんが機織り作業をする中で、それを見学したり、また機織り体験したり、お茶を飲みながらおしゃべりしたりといったサロンです。開催時間の中で都合の良い時間帯だけ自由にご参加ください。

 


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